ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第01課 段落006 [2016-09-02]


006 As stated, we cannot see Him as a person for he embraces all, and manifested creation is the Effect from His Cause Intelligence.
006 先に述べたように、私達は創造主を個人的人物のようには見ることは出来ません。何故なら、創造主が全てを包み込んでおり、創出された創造物は創造主の因なる知性から出た結果物である為です。



【解説】
一口に"生命の探究”と言っても、そこには当然ながら執るべき基本的な姿勢というものがあります。本項で説かれている”創造主が(私達自身を含めて)全てを包み込んでいる”という概念です。
即ち、あらゆるものが同じ立場、同じ創造主から生まれ、現在も生かされているということです。これにより全ては同胞(はらから)であり、兄弟姉妹という認識が生まれるものと思われます。
また、私達が知ろうとしている創造主は、実際膨大な拡がりを持った宇宙をくまなく調和させるという人知を超えた存在であり、真面目に考えれば畏れ多い気持ちが湧いてしまいます。私達一人一人はその創造の世界の一つの結果物でしかありませんが、その内訳(細胞や構成する原子分子)を考えれば、私達自身の中にも膨大な世界が拡がって来ます。しかし、これら物質はそれ自体創造された結果物であり、より大切なのは、それらを生み出し支援するもの、創造主(因)と繋がる印象や意識だと言うことになります。
私達は自分の生命をどのように活用し、志向してこれらの理解を進めるかが問われています。


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