ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第18章 段落194 [2016-06-21]


194 In the cosmic book of memory, often referred to as the Akashic Records, there lies the story of action as it has passed through millenniums of time. The ever-active fingers of consciousness have inscribed upon the Primal Essence of the Cosmos the indisputable and indestructible pattern of all motion and manifestation. The history of man as written upon the tablets of stone or upon parchment or paper is but a limited record of existence and is easily lost to the knowledge of future generations, but the Cosmic Record is a permanent structure and he who is able to read therefrom need have no missing pages in the history of life.
194 しばしばアカシックレコードと称される宇宙の記憶の書の中には、何千年もの時を経る行動の物語が眠っています。常に活動的な意識の指先は宇宙の根本的本質の上に全ての行動と創造の現出のパターンを刻み付けて来ました。石板や羊皮紙あるいは紙に書かれた人間の歴史は存在が限られた記録でしかなく、将来の世代の知識に対して容易に忘れ去られるものですが、その宇宙的記録は永久の構造を持ち、そこから読み取ることが出来る者にとっては、生命の歴史において如何なるページも失われることはありません。



【解説】
どのようなものであれ、行為や活動作用には意識の力が必要であり、その結果、意識の中にそれらの記憶が残されるという訳です。虚空(Akashi)と称されてきた「意識」には、あらゆる行為や活動の記録が残されており、この記憶に親しむことが出来れば、居ながらにして世界の歴史を観ることが出来る筈です。
いわば空間に記憶される訳ですが、そのことは今日的に言えば、ロギングが残されるということであり、携帯やパソコンの利用履歴が全て記録される現在の私達の実生活にも行われています。
こうした中、私達も太古の地球の状況を知る為には、このアカシックレコードに到達しなかればなりません。かつてアダムスキー氏は膨大な知識を有しておりましたが、手元にあったのはわずかの辞典でしかなかったとされています。氏はその講演で様々な事例を紹介していますが、実はその知識はこのアカシックレコードを自ら読み取ることが出来た為と思われます。
先ずは必要な情報はすべてこのアカシックレドードから提供されることを認識することが重要で、私達も日頃からその存在に親しむことが求められています。


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