ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第15章 段落166 [2016-05-10]


166 You are related to everything in the cosmos. The language of consciousness is spoken by all, and if you will be continuously aware of this fact the time will come when you will understand every living thing. The leaves upon the trees, the chirp of the birds, the croak of the frog, the hum of the bees - all will speak to you and you will understand life as it manifests through each individual channel. Every slightest sound will become a voice no different than the voice of another human and you shall partake of the consciousness of each thing that lives.
166 貴方は宇宙の中のあらゆるものと関連しています。意識の言語は全てのものによって話されており、貴方がこの事実に絶え間なく気付いていれば、貴方があらゆる生きものを理解する時が来ることでしょう。木々の葉、鳥達のさえずり、カエルの鳴き声、ミツバチの羽音、これら全てが貴方に話し掛けるようになり、貴方は各々の経路を通じて生命が現れることにより生命を理解するようになるでしょう。一つ一つのわずかな音が他の人間の声と何ら変わらない声になることでしょうし、貴方は生きるものの意識を分かち合うことになる筈です。



【解説】
既に本シリーズを学んで来た多くの皆様は、本項で著者が説く”意識状態”について、何らかのイメージを掴んでいるものと思います。とかく”意識”という場合、難しい哲学概念のように思われますが、実は違います。赤ちゃんでも分かる程、シンプルなものと言えるものです。日常、私達自身の中にあるもので、もちろん形は無く、自由自在に自ら望む場所に移動でき、相手と容易に融和出来るような存在かと思います。
その意識こそが実は生命を根本的に支えるという大きな力を持っている訳で、本項で言えば、鳥のさえずりに私達が気付けば、それと同時に意識がその声を発するものと融和し、互いに理解出来るという具合です。
今までは自らの心が頑なで、自分の関心事以外には無頓着であった私達がより広い自然の中にも大切なもの、美しい存在があることに気付き、それらに心を開く時、同時に私達の意識もそのものと一体、融和することが出来、互いの理解が深まるようになるのです。


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