ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第09章 段落103 [2016-02-01]


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The thousands of scientific discoveries that have benefited humankind would be still in the realms of Cause if some few men had not had the faith to bridge the gap between the known and the unknown and had the courage to take the first step upon the bridge. The many things that we enjoy today may be laid to the credit of the few who were courageous enough to move forward into new realms of perception.
103 人類に恩恵をもたらした何千もの科学の発見は、もしわずかの人達が既知と未知との隙間に橋を掛けようとする信仰を持たず、その橋の上に第一歩を乗せる勇気を持たなかったとしたら、それらは依然として因の領域にあるままになっていたことでしょう。私達が今日享受している多くの物事は、新しい知覚の領域に進み出ようとする勇気を持った極少数の人達の貢献に帰すると言えるでしょう。



【解説】
今日、私達はこれまでの昔の人々と比較し、快適な生活を送ることが出来る環境にあります。寒さや暑さから身を守り、電気やガス、水道そしてテレビやパソコン等、十分に活用出来る社会に暮らしています。しかしそれらを可能とした技術や発見は各々に先覚者(パイオニア)の努力がありました。私達はその功績の上に現在の生活を享受しています。
しかし、私達はこのような先人の恩恵を利用するだけの存在であってはなりません。一人一人が各々の才能を発展、開花させて、一人一人の功績を残すことが求められています。また、その分野は技術だけのものではありません。絵画その他の芸術や理学や哲学についても言える訳です。人々のより良い生活、人生に役立つことの全てが望まれています。
特に資金や材料が無くても、私達自身が最も良い研究材料であり、人の生き方、想念・印象の感受メカニズム等、多くの分野が実践可能です。「生命の科学」というタイトルから分かるように、それら全てが生命メカニズムの理解を目指しているのです。


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