ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第09章 段落099 [2016-01-26]


9. THE HIGHWAY OF PROGRESS
099 The sages of the Orient left to posterity many words of wisdom that might well act as guide posts along the way of life. Among the Chinese proverbs is one statement to the effect that "a journey of many miles begins with one step."
第9章 進歩の王道
099 東洋の賢人達は子孫に人生を歩む中で、案内標識としてよく機能する多くの知恵の言葉を残しました。中国のことわざの中に「何マイルもの旅も一歩から始まる」(訳注:「千里の道も一歩から」)という意味の言葉があります。


【解説】
これから歩みを進める時、著者はその道程が実は遥かに続く長いものであることを、中国の格言を引いて私達に伝えようとしています。進歩の道は実に厳しい道であり、決して容易なものとは言えません。
このアダムスキー哲学の道においても、最初は"空飛ぶ円盤"や"UFO"から関心を持ち、次いで他惑星人との関わりに入った後、彼らの精神性と地球上の既存宗教との関連に気付き、その後ようやく宇宙文明の真髄とも言えるアダムスキー哲学の分野に入ることになります。
それでも余程の関心が無ければ、興味本位のレベルで終わってしまう人も多いものです。何より、地上の既存勢力は一般人に目覚めてもらっては困る訳で、大衆向けの娯楽番組や表層的ニュースしか取り扱わないよう、操作しているからです。
一方、アダムスキー哲学の中に真理を見出した方々の中にも、進んで行くにつれて、自身のエゴや周囲の無理解等、様々な困難に出逢うものです。そこで挫折して再び元に戻ってしまうか、それを乗り越えて新たな展望を拓くかはご本人の努力と工夫次第ということになります。
しかし、明らかにして置きたいことは、たとえ困難があっても、一歩進めば、それだけの成果があり、またその成果を拠り所として、次に進むことが出来るということです。そういう意味では、前に踏み出す一歩は着実に人生を目的地に導いてくれることになるのです。


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