ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第08章 段落091 [2016-01-14]


091 Each sense is able to operate independently of the other senses only so long as it is supported by the life force of feeling, but the feeling or consciousness is entirely independent of the four senses. The sense of sight, taste, smell and hearing might all be destroyed and yet so long as the feeling remained man would be a conscious, active being, knowing joy and sorrow, peace and pain, and altogether very much alive. The feeling is indestructible. It is the eternal, the everlasting intelligence. The destruction of the body cannot destroy the feeling, which is consciousness. It is like the electricity which flows through the wires to the bulb to produce light. If the bulb is destroyed the electricity cannot produce light through it, but the electricity is not destroyed. On the other hand, if the electricity is withdrawn it matters not how good the bulb may be there will be no light emanating from it.
091 各感覚は触覚の生命力によって支えられている限りのみ、他の諸感覚から独立することが出来ますが、触角あるいは意識はその四感覚とは完全に独立しています。視覚、味覚、嗅覚そして聴覚が全て壊されても、触角が残る限り、人は意識があり、行動でき、喜びも悲しみも平穏さも痛みも感じることが出来、まったく活発に行動できます。触覚は破壊されることはありません。それは永遠であり、永続する知性なのです。肉体の破壊によって意識である触覚が破壊されることはありません。それは光を作り出すために電球に電線を通じて流れる電気のようなものです。もし電球が壊されれば電気は電球を通じて光を作り出すことは出来ませんが、電気は破壊されることはありません。もし電気が取り消されれば、電球が如何に良いものであるかは問題にならず、電球から光が出ることはありません。



【解説】
本項で私達はfeelingと呼ばれる「触覚」について基本的な生命力に繋がる重要な要素であることを学ぶ必要があります。この触覚要素を重要視するのはアダムスキー哲学の特徴でもあるのですが、実はここにこそ生命本質に関わる真理があるという訳です。私達がこのことを如何に自らの取組とするかどうかによって、その後の進化が左右する程のポイントの一つになるものと思われます。
私達各人は医学や生物学者ではないので、手元に実験器具や教科書はないのですが、こと感覚の問題に関する限り、実教材は日々の私達自身であり、取組成果も自分自身が最も良く理解できるという好環境にあります。このことを悟らず、取り組まないことこそ、もったいないことこの上ありません。
この触覚問題ですが、実際には全身くまなく行き渡る神経網を介して自らその触覚的感受性を巡らし、探索することが出来ることはご理解戴けると思います。しかし、その延長には、自分自身のいわゆる意識を拡大すること、移動することも同じイメージで実行可能になるように思われます。つまりは意識というものと触覚というものが本質は同じと言うことも出来ると考えています。
触覚(feeling)は意識と繋がっている生命力と言うことも出来るということでしょう。


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