ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第03章 段落051 [2015-11-12]


051 There is no greater law than that of conscious action, for upon it rests continuous Creation. Energy acting upon itself gives birth to time and space, the relative elements of the Cosmos that cause conception of the state called form. Each thing depends in part upon another and may be traced back to a common source.
051 意識の活動ほど偉大な法則はありません。何故なら止むことの無い創造はそれに支えられているからです。意識の活動において作用するエネルギーは、宇宙の相関的要素である時間と空間を生み出しますが、(その時間と空間は)形あるものと呼ばれる状態の概念をもたらします。各々の物事は、部分的に互いに依存しており、また一つの共通の源泉に遡ることができることでしょう。



【解説】
私達が目の前に広がる全てのもの、壮大なる宇宙をどのように観るか、本章で学んで来ましたが、その結語が本項に記されています。
本項ではあらゆるものは意識の活動から生じたもの、時間も空間もそれらが生み出したものであり、全ては水面を進む波のような意識の作用であると把握すべきなのです。私達はその波の形成の場合のように意識のエネルギーを表現したものであり、やがては元の元素に戻って行くことになります。
しかし、それは個々の元素の集合体が解散するだけで、再び他の集合体の一部として活用される訳で、元の大洋の一部に留まることは間違いありません。また、各々が関連し合い、協力して形が形成されて行く訳です。
こうした中、私達が最も重視しなければならないのは、この創造の原動力、エネルギーである意識の動向です。行動には自ずと目的があり、意図があります。私達は日々の生活の中でも、時々に垣間見る意識の意図に注視して、現象の奥にある創造の意図を学んで行かなければなりません。


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