ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第03章 段落046 [2015-11-05]


RELATIVITY
046 Matter manifests as an effect of the Cause impulse that rises from the Word. As a pebble dropped in the center of a still pool will send an impulse through the whole clear mass and stir its farthest boundaries into motion, so was the Primal Substance caused to vibrate by the Cosmic Impulse. And as the nearest wavelets are finer than those at the ultimate extreme so is the substance close to the heart of Creation finer than that upon the outer edge. Each impulse of the Word that has manifested in the realms of matter has evolved into its formed state of being through a primal motion or centralized impulse, out of which grew a heavier motion, swelling to greater perceptibility. The primal frequency goes into expansion without the smallest loss of energy.
相関性
046 物質は大いなる言葉から起こった因なる衝動の一つの結果として現れます。静止した池の中央に落とされた小石はその透明な物体の塊全体に一つの衝動を伝え、その最も遠い境界に運動を促すように、宇宙的衝動によって原始の物質は振動させられたのです。また中心に近いさざ波は最極地のものより精緻であるように、創造の中心に近い物質は外側の縁のものより精緻です。物質界で創造作用をもたらした大いなる言葉の各々の衝動は集中化した衝動の主要な行動を通じて形ある存在状態に進化し、そこからより重い行動、より大きな知覚作用に拡大しました。その主要な振動数は少しのエネルギーの損失もなく、拡張しています。



【解説】
本項は、私達創造物は、静寂な物質の海にあって根源の生命波動により、揺り動かされて形あるものとして生まれ出たものであり、その波動を体現するものであることを記しています。また、同時に想念波動というものは、これら静寂な物質界に作用して、その持つ意思を実現化するということでもあるでしょう。私達の想念と根源の生命波動の違いはその持つパワーの差であると考えられます。
同時に本項で例示されている静止した水面上に中心から発した波が周辺に伝播する状況から分かるように、あらゆるもの(即ち宇宙空間に存在する全てのもの)は、悉くこの波動(感動)と同期でき、自らをその表現者とすることが出来る訳です。
例え何処に居ようとも、波動は惜しげなく伝播され、全てのもの達に同じ内容のメッセージを伝えて呉れる訳です。千手観音の手はあらゆる方向に広がっていますが、そのように救いの手も、これら波動を通じて差し伸べられていると言っても良いでしょう。


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