ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第03章 段落040 [2015-10-28]


040 We, as children of the Cosmos, are in the process of reflecting the understanding of our Source. All action is the echo of the Word as It passes through the vast arcades of space, and in Its passing creates time and form.
040 宇宙の子供である私達は、私達の源泉に対する理解を反映する過程の中に居ます。行動は全て大いなる言葉が巨大な宇宙空間のアーケードを通過する際のこだまであり、その大いなる言葉が通過の際に時間と形あるものを作り出すのです。



【解説】
実はこの短い本文の中に宇宙哲学の要旨が詰まっているように思えます。
私達は自らの源泉を探求し、理解する為に生きていると言えるでしょう。この究極の目的は「真理」を知るということ、仏教では「悟り」を得ることにある筈です。それは独り哲学のみの分野ではなく、物理や化学、生物学に限らず、あらゆる分野に当てはまる訳です。芸術家は自ら受けたインスピレーションを楽譜やカンバスに再現しようとするでしょうし、哲学の学徒は文章でその世界を陳述する筈です。
これらの行動はいずれも本項で言う「偉大な言語は空間を通過した際に生じる波動を表現したもの」と言うことが出来るでしょう。
自ら印象に従った行動を継続することが出来れば、それは本人が宇宙的生命の源泉から発せられる波動を表現していることとなり、自ら進んで生命を体験していることにもなるのです。


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