ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第03章 段落033 [2015-10-19]


033 Creation as a whole makes up the song that rises and falls in its impassioned cadence, expressing in the glory of calm Silence all that the Word has been, is, and shall be; voicing with soundless sounds and formless beauty the pulsing force that blends and inter-blends into new rhythms. The Breath of the All-Creative Intelligence is sent forth in peaceful, silent tones of consciousness and in the womb of illimitable space each new creation stirs with quickened life and becomes another true note in the endless Song of Action.
033 創造作用は全体としてその感動的な抑揚の上げ下げのある歌を作り上げ、大いなる言葉がかつてそうであった、また現にそうであり、未来もそうであろう静寂な沈黙の栄光の中で、音無き音と形無き美しさで新たなリズムに融合し、再融合する脈動する力を表現しています。全ての創造的英知の息吹は平穏で無音の意識の抑揚の中で発信され、無限の空間の子宮の中でそれぞれの新たな創造が奮い起こされた生命とともに起こります。そして終わり無き行動の歌の中でもう一つの真の調べとなるのです。



【解説】
目を閉じ耳を塞いでもなお、私達に語りかけ、印象によって様々な指示を与えるのはこの宇宙的な生命力というものでしょう。無言の印象ではありますが、それこそが宇宙創造の根源力だという訳です。
過去の偉人達は、それを悟り、その存在を後に続く者達に語り継いで来たのではないでしょうか。
時々の言葉で表現されたこの存在は、時には「空」と呼び、またアダムスキー氏は「宇宙意識」と呼んだものと思われます。重要な点は、これらいわば五感には感じ取られない印象レベルの作用が実際の創造的力を発揮するということです。「沈黙の世界」は決して何も無い世界のことではなく、そこには大いなる言葉、強烈なる印象が働き、満ちているという訳です。
日常、このことを如何に理解し、実感して生活するかが重要な所で、そうする過程で印象の感受力、即ちテレパシー能力も自ずと高まることになります。


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