ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第03章 段落030 [2015-10-14]


030 Throughout all space the Word reverberated; It set in motion all the Primal Essence until the whole span of Infinity swayed to the Heart-beat of the Mighty Oneness. Rhythm on rhythm rose and fell in one great undivided harmony, for deep within the bosom of the Word there surged the wondrous Love Song of Creation.
030 全宇宙にその大いなる言葉が鳴り響きました。無限の広がりの中でその力強い一体感の鼓動に従って揺れ動くまで、それは全ての基本的存在を揺り動かしました。律動に次ぐ律動が起こり、また過ぎ去りました。何故なら、大いなる言葉の胸の奥深く、創造の素晴らしい愛の歌が沸き上がったからです。



【解説】
創世記に「神が光あれと言われた」等々の記述がありますが、本項もこれと同様に万物創世の時の状況を記しています。
現代科学では今のところ「ビックバン」と称していますが、いずれにせよある時を発端として宇宙が造られたと解釈できることは間違いないでしょう。重要なのはその発端が本項で記されているような大いなる言葉が空間中に響き、素粒子から物質、物質から事物へと具体的な創造作用が始まったということです。
最初は激しい造山活動であったりした訳ですが、やがて調和的な旋律が湧き起こり、宇宙全体を貫く今日の生命活動の源になったという訳です。


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