ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第03章 段落026 [2015-10-07]


026 Always you are One, you are All, as a centralized point of Being. Undying, unchanging - the Consciousness, Cause, and the Action - evolving, transmuting a form to a unified state of awareness.
026 存在の集中化した一点として、いつもあなたは一つであり、全てです。あなたは不死、不変の意識であり、因であり、また進化し、一つ形あるものを統一化された知覚状態に変える行動なのです。


【解説】
私達自身、自分をどのように観るかはとても重要です。ここでは、ある特定の目的の下に集中したもの、変わることのない宇宙的意識体が集中した活動する本体として、自分があると説いています。この人体という集約物は創造主が望む活動を物質世界で実現・行使するため、創られているといっても良いでしょう。
やがてはその身体も擦り切れ、年老いて生命活動を維持することが出来なくなる訳ですが、その本質・本体の歩みは止むことなく、次の肉体に転生し、永続して行くと説いているのです。
時々の出会いにより歩みの方向は変わることもあるでしょうし、問題にぶつかって足踏みする期間もあるかも知れません。しかし、重要なのは私達が各自これら壮麗な道程の中で、宇宙知性の集約物として生き続けるという自覚です。人生の歩みは永遠であるとの視点に立って、急がずその本質的視点を忘れることなく、自らの心身を精化させ続けることを著者は私達に求めているのです。


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