ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 3章 段落351 [2015-07-02]


351 We have shown earlier how emotions affect not only the brain, but the body as a whole. Every cell composing it reacts to the thought. So in the case of the above mentioned mental picture, the thoughts of deception in the mind of the man produced certain chemical changes in the cells of his body; and impressions from his body cells alone could have been received. However, in this particular instance, the thought actually passed through the brain-amplifier, and therefore created more forceful waves in the mind-element of space. These waves exerted definite pressures around innumerable people, yet they were ignored. One person-myself, in this case-being in a state of receptivity, became aware of this pressure acting upon my body, and allowed the transmission of it to register upon my brain without interruption.
351 私達は以前、どのようにして感情が頭脳だけでなく身体全体に影響を与えるかについてお示ししました。身体を構成しているあらゆる細胞が想念に反応するのです。ですから、上述した心の映像の場合、その男の心の中の策略の想念は彼の身体の細胞に何らかの化学変化をもたらしました。ですから彼の肉体細胞からの印象だけでも受信は可能だったのです。しかし、この事例の場合には、その想念は実際に頭脳増幅器を通った為、宇宙空間の心の要素の中により強力な波動を創り出しました。これらの波動は無数の人々の周囲に明らかなる圧力をもたらしましたが、人々は無視したのです。この場合、私一人が感受出来る状態であったため、私の身体に加わるこの圧力に気付き、その圧力を妨害することなく、私の頭脳へ伝え、登録させたのです。



【解説】
本項でのポイントの一つに身体細胞自身が本人の想念に大きく影響を受けるということが挙げられます。即ち、自らの想念は真っ先に60兆個もの自身の細胞にこそ最も大きな影響を与えるということです。このことは自身の体調その他身体の状況がどりもなおさず本人の心境を反映したものと言うことが出来ます。
もう一つは発せられた想念・印象は空間中に瞬時に伝播され、他の者にも容易に認識されるということです。その内容が本人の脳に伝達され、具体的な内容として表現された後は更にその威力は大きくなるというところも重要な部分です。
私達はこのように日々想念が飛び交う海に生きている訳で、良くも悪くもそれらの影響を受け、また知らず知らず他者に影響を与えながら生きていることになります。


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