ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 3章 段落324 [2015-05-25]


324 These same thought frequencies were intercepted by innumerable people, but because they did not recognize any of the participants they discarded them as being meaningless. This is further proof of the fact that it is not the pretentious front we show to the world that is of lasting importance, but it is the inner man who is the true expressor. To those around us we may appear a paragon of honesty, but if we harbor dishonest thoughts in our minds they can be intercepted at any time, thus unmasking us before the world. Truth has a way of revealing itself; for whether we like it or not, our thoughts belong to the universe.
324 これら同じ想念波動は無数の人々によって捕えられましたが、それらの人々にとって自分の関係者のものとは思わなかった為に、意味がないものとして捨て去っていたのです。このことは永く重要性を持つのは私達が世間に示す見せ掛けの前面ではなく、真の表現者である人間の内側であるという更なる証拠です。私達の周囲にいる人々にとって私達は誠実の模範のように見えるかも知れませんが、もし私達が不誠実な想念を心の中に抱くなら、それらは何時でも捉えられ、私達の正体を世間に暴露することになるのです。真実は自ら現れる道を持っています。何故なら私達が好む好まないにかかわらず、私達の想念は宇宙のものだからです。



【解説】
本文にある印象的な表現は、最後の「想念は宇宙のもの」というところです。
私達自身、自分のものは実は何一つ無いというところに気付く必要があります。私達の肉体は元をただせば地上にある諸元素が全てであり、血液も肉体も骨もそれらが元となって出来上がっています。即ち、肉体は自分のものでなく、本来地球に属するものを一時的に借り受けたものに過ぎません。
一方、それでは私達の発する想念はどうかという訳ですが、実はそれも本項では宇宙に属すると述べているのです。私達の心が勝手に造り上げたと思いがちですが、その想念も本来、宇宙のものと言っているのです。
それ故、私達は肉体や想念活動も含め、全てが宇宙空間に属するものということになり、もし「私達」という独自な存在が存続するということであれば、それも宇宙に属するということになります。


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