ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 1章 段落265 [2015-02-19]


265 This is exactly what happens within our bodies. Since we are one with the Cosmos, our rightful condition is a free state so that we might be receptive to all vibrations. But, due to the exaltation of the personal ego within us, we are usually adhering to the false magnetism with which we have endowed it.
265 これが正しく私達の身体の中で起っていることです。私達は大宇宙と一つである以上は、私達にとってふさわしい状態は私達が全ての振動を感知できるような自由な状況です。しかし、私達内部の個人的なエゴの増長によって私達は自ら与えた偽りの磁力にいつも付き従っているのです。



【解説】
私達は本来、もっと自由に生きて行くべきなのですが、現状では自我に振り回され、自己中心の中でその日その日を過ごしており、本文の描写にあるように自我に引き寄せられ、何ら外界から来る精妙な想念振動に気付いていないのです。
こうしたことは過去生にもわたって長らく続けられて来た訳で、この問題の解決は一朝一夕にうまく行くものではありません。しかし、鉄粉の一粒一粒に対して他にも素晴らしい世界があることを自覚させれば、やがてはその自我の自縛も解消されることでしょう。
その為には、努めて良質な源泉を学び、他の手本を調べることによって、次第に自分の問題点も明らかになって来るものと思われます。この問題は他人が全てを解決して差し上げることは出来ません。各自が自分の現状を見据えて、自分に合った方法で少しずつ改善して行く他はないのです。


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