ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 1章 段落264 [2015-02-18]


264 Now let us take the steel dust, sprinkle it lightly over the tin once more, and place a magnet in the center of the vessel. What happens? The particles immediately respond to the magnet, and gather around it in a concentrated form. It makes no difference what note we play on the violin now, nor how long we hold it.
The particles will not be moved by the lesser vibration, because they are so intensely interested in another and stranger force . . . the force of magnetism.
264 今度はその鉄粉を取り出し、再びブリキ鍋の上に薄く散らばせ、その容器の中央に磁石を一つ置きます。どうなるでしょう。粒子は直ちに磁石に呼応し、それに向かって集まるように取り囲みます。今度も何ら変わることなく私達がバイオリンでどのような音曲を弾こうとも、あるいは如何に長く音を鳴らそうとも何の変化も生じません。粒子は別のもの、磁石と言う見知らぬ力に対し強烈に関心を持っている為、弱い振動では動かされなくなっているのです。


【解説】
私達の身体の60兆個以上あるとされている細胞の一つ一つが肉体や自我に対してのみ服従し、その指示を待つと同時に、肉体の維持に専念しているという訳です。考えようによっては私達にとって大変、有難い存在な訳ですが、ことテレパシーの開発に対しては大きな障害となっていることも確かです。
もちろん、身体維持は大切なのですが、各々の細胞の集中力を少し弱めて、外界からの振動に対してもっと耳を傾ける姿勢が重要であることは間違いありません。その為にどうするかが問われていることになります。
一人一人が日常の生活の中で各自の細胞にその点を言い聞かせ、よりオープンで受容的な姿勢、心境を取らせることが重要になります。もちろん他人の意見を聞くことや広く社会全般の事情について関心を持つこと、宇宙的分野に自分の関心を目覚めさせること等、様々な試みを行って、その実現を目指すことが大切です。


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