ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 4章 段落244 [2015-01-20]


244 When you look at a fire, endeavor to see the coarser substance transformed into gaseous elements through intense friction.
244 貴方が火を見る時は、粗い物質が強烈な摩擦により、ガス状の元素に変質する様子を見ようと努力することです。



【解説】
護摩行をはじめ古来より、炎には様々な意義を見出して来たように思われます。実は身近にある化学反応である炎は、同時に私達の感性を訓練する教材でもある訳です。
私達は学校で様々な化学反応を学んで来ましたが、それは単なる知識として蓄えられているだけで、現実の生活の中で、それらの反応を見ようとはしないものです。しかし、私達の身の回りには活発に活動する目には見えない極微小な原子の姿が数多くあります。その一つがものが燃えるという現象なのです。
このものが燃える状況の中に私達は既存の物体を構成していた原子がエネルギーを受けて、新たなパートナーと結合し、従来の固体組織を解消し、自由な気体へと昇華する姿を見る必要があります。
もちろん、見ると言っても肉眼では限界がありますので、どのようなことが起こっているかを洞察することが必要で、その訓練がテレパシーの感性を高めることに繋がっていると著者は説いているのです。


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