ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 4章 段落226 [2014-12-16]


226 The first channel of effect that you should guard against comes from the average human mind. Since there are over two-and-a-half billion people on our planet, most of whom live under the daily influence of thought-patterns of avarice, personal judgment, and a thousand and one petty worries, you must try constantly to protect yourself against attracting these impressions to your mind. Remember, like attracts like. So endeavor to keep your thoughts on a level where they will not attract these emanations. If one is to develop to the state of Cosmic understanding, although these impressions will come to him, he will recognize their character and not lend himself to them. This is a major thing to watch for.
226 それに対し身を守るべき第一の経路は平均的な人間の心から来るものです。私達の惑星には25億を越える人々がおり、それらのほとんどが強欲や利己的な裁きで千一夜の些細な心配事という日常的な想念パターンの影響下で生きている以上、貴方はこれら諸印象を自分の心に誘引しないよう自身を常に守らなければなりません。類は類を呼ぶことと覚えておいて下さい。ですから貴方の諸々の想念をこれらの放射物を誘引しないレベルに常に保つよう真剣に努力することです。もし、人が宇宙的な理解の状態まで進化すれば、これらの印象がやって来ても、それらの性質が分かり、自身をそれらに委ねることはないでしょう。これが警戒すべき主要な事柄です。



【解説】
前述の6つの経路の内、最大のものが本項で記されている地上の人間から発せられた想念・印象の類という訳です。”以心伝心”と称されるように特に近しい間柄では相手の発想がそのままほぼ同時に分かってしまうものです。距離に関係なく起こるこの現象は想念の伝達というものが物理的な距離や速度という概念では表現出来ない要素を持っていることが分かります。
しかし、しずれにせよ、私達が良かれと思って同調する想念・印象の中には地球上の人間から発せられたものも数多く混在する訳で、私達は感受した印象の善し悪しを監視する必要があります。
私達は日常、これら地球に住む者達の精神影響を受け、また他人にも影響を及ぼしているという訳ですから、少なくても自分が発する想念が自分自身はもとより他の多くの者に及ぼす影響を畏れ、皆にとって有意義な品質のものを日頃から発するよう心掛ける必要があります。世の中のあらゆる同胞の幸せを祈り心が貴重であり、惑星全体にも有用であることはこのことからも容易に理解されることでしょう。


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