ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 3章 段落199 [2014-11-04]


199 You can easily demonstrate this in your own life. Consciously implant a thought of worry or anger in your mind, then study the effect it has on you. You will notice a feeling of heaviness spread rapidly through your body as the discordant thought impinges its influence upon the cells, disrupting their normal activity. Still holding the thought, watch how the law of affinity attracts impressions of a similar nature; and how each additional thought adds to the weighty feeling in the body. Here, we are breaking Nature's fundamental law of harmony. And because of the barrier of tenseness created in the mind, causing inharmonious functioning of the body cells, telepathic reception is almost impossible.
199 貴方はこれをご自身の生活の中で簡単に実証して見せることが出来ます。意識的に貴方の心の中に心配あるいは怒りの想念を植え付けて、その後それが貴方に及ぼす影響を研究することです。その不調和な想念が各細胞にその影響を打ち付け、それらの正常な活動を妨げるにつれて、貴方は重苦しい感じが急速に貴方の身体中に広がることに気付くことでしょう。依然としてその想念を持ち続けた場合、親和の法則が如何に同種の性質の印象類を引き寄せ、更には個々の加わった身体に重苦しい感じを付け加えるかを観察することです。ここに私達は大自然の調和と言う基本法則を破っているのです。そして心の中に造り上げられた緊張の障壁の為、肉体細胞の不調和な機能をもたらして、テレパシックな受信はほとんど不可能になることでしょう。



【解説】
そもそも何故楽観的な生き方が必要なのかについて、本項は逆説的に私達に解説しています。疑いや悲観的な考えはこれまでの私達には多く見られた訳で、その結果、遂には身体影響まで及ぶ悪影響に私達はさらされて来ました。そのような状態ではテレパシー能力の開発もおぼつかない訳です。
私達は自身の60兆にも及ぶ膨大な数の英知ある存在を擁しており、それらが印象類を感受してくれる訳ですから、それらが働きやすい環境を整備することが大事です。それが楽観主義の本質です。
その結果は体内に宇宙的な波動が共鳴し、本来の生命力が満たされることとなり、私達はこれまで自らの心の誤った観念をはじめて脱ぎ捨てることが出来るという訳です。もちろん仏陀のように瞑想の過程で自覚することも大切ですし、日常生活の行動の中に生命の息吹を発現する中でも、自らの使命を表現することが出来ます。こうして私達は自ら抱く想念・印象が実は大変大きな力を有していることを知り、その取扱いを大切にするようになるのです。


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