178 Nature finally rebelled; and this prolonged tension brought on a serious lung condition. When the doctor gently told her the results of the laboratory tests, outlining a plan for the necessary months of bed rest, the woman ignored the serious condition in her body, but expressed deep concern over the state of neglect she felt sure would invade the home without her personal supervision. In other words, her thought-habit pattern had become so set, even the threat of a dangerous illness could not register its full impact upon her mind.
178 自然は遂に反乱を起こし、この長く続いた緊張は深刻な肺の状態をもたらしました。医者が彼女に優しく、検査室での試験の結果を話し、数カ月の長期療養の治療計画の概要を説明した時も、その婦人は自分の肉体の深刻な状況を無視して、自分自身の監督が無くなった家庭には必ずや放任状態がはびこるとの思いに極度の懸念を示したのです。言い換えれば、彼女の想念習慣があまりに固定化されていた為、危険な病の脅威ですらも、彼女の心に十分な影響を留めることは出来なかったのです。
【解説】
あくまで私の憶測なのですが、私達の身体には様々な防衛機構が働いていると考えられます。体内に異物や有害物が万一侵入すれば、早速白血球その他の防衛部隊がそのものを攻撃し、身体全体にそれら異物の影響が広がるのを防いでいるものと思われます。
しかし、これらの防衛組織が円滑に活動する為には、それら異物の侵入情報がスムーズに伝わり、これら防衛隊が活動し易い環境を体内に整備しなければなりません。
よく言われる例としてガン細胞がありますが、それらはこれら防衛隊に見破られないよう正常な細胞に似た性質を持って増殖しているものと思われます。また、もし私達自身が体内のガン細胞に対して警戒出来る程の感受性を高めることが出来れば、極微の細胞レベルのこれら異物に対処するメカニズムを支援することが出来るものと考えられます。
いずれにしても、自身の身体に最も大きな影響を及ぼすのは各自の心の想念であることは間違いない訳で、その者の身体状況の多くは各自の責任に由来することになります。
ご連絡 [2014-10-02] <<
|
>> 第2部 2章 段落179 [2014-10-06]