ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 1章 段落149 [2014-08-22]


149 The average person is generally little concerned with the composition of space, for he conceives it to be a vast void existing between planets. The suns, planets and planetoids visible to the eye, he recognizes as form; but the space between these bodies appears to him as nothingness. However, our scientists know that space is a sea of activated attracting and repelling force, always in motion.
149 通常の人は一般的に宇宙空間の構成にはほとんど関心がありません。何故なら宇宙空間は現存する惑星の間にある膨大な空(カラ)の空間だと考えているからです。太陽や惑星それに小惑星を形あるものと認識していますが、それら天体の間の空間は何も無いように見えているのです。しかしながら、私達の科学者は宇宙空間は活性化された吸引と反発の力から成る海であり、常に活動状態にあることを知っています。



【解説】
私達生命の源が宇宙空間であり、そこには絶えざる創造の活動が為されているという訳です。また、この宇宙空間は私達が暮らす地上とも境目が無くつながっており、空間の作用は私達も上空に流れ、湧き起る雲の姿からも垣間見ることが出来ます。
重要な点は、空間(即ち「空」)はあらゆる創造的活動を内包する重要な場所であることです。このテレパシーの作用もこうした空間への働きかけとして理解した方が良いように思われます。
目に見えない空間に畏敬を払い、その存在に融合した生き方を説く教えは神道をはじめ、太古からの信仰にも通じるものがあります。目に見えるもののみを対象とするこれまでの科学を更に空間への洞察のレベルまで深めることが求められています。


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