ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 1章 段落139 [2014-08-06]


139 From the outside the house may appear very attractive. Upon entering we may find ourselves in a spacious, well-furnished room, with large windows offering a wide view of a peaceful countryside. But with the crossing of the threshold a strong revulsion, a deep depression, or in some cases an almost tangible feeling of hatred seems to fill the air around us. This disquieting effect will disturb us as long as we remain in the house.
139 その家の外側からは大変魅力的に見えるかも知れません。中に入ると私達は広々して上等な家具に彩られた部屋があり、大きな窓が平和な田園風景を見せています。しかし敷居を跨ぐや、強い反感と深い憂鬱、またある場合には肌で感じるような憎しみの感も私達の周囲に満ちているように思えます。この胸騒ぎの影響は私達がその家に留まる間中、私達を掻き乱すことでしょう。


【解説】
本事例のように建物には長年そこで暮らしていた者が放っていた想念が染み込むという訳です。この例は著者が体験したことと思われますし、以前アダムスキー氏が英国に招かれ、古城の一つに案内された際、その内部に入りたがらなかったという逸話が伝えられています。氏はテレパシックにその城の中でかつて行われた悲しい出来事を察知してしまったからに他なりません。
この点、鈍感な私達は文字通り”知らぬが仏”というように安穏に暮らして来ましたが、テレパシー能力が開発されて行く中で次第にこれら目に見えない残留想念についても気付くようになって来ます。そこで問題なのは、この劣悪な精神環境の惑星とも言える地球では、それら低次元の想念波動は山ほどある訳で、それら一つ一つに同調して身体を壊すことは意味のないことです。より積極的に明るい想念波動でそれらを中和し、鎮めこれからの世代に良質な想念環境を残す努力が必要だと言えるでしょう。
かつてイエスの時代にも劣悪な環境の中でもイエスは従者に野のユリのように創造主に従って生きよと諭しています。他惑星からの進化した人達は地球の劣悪な想念環境の中にあってもそれらに負けないプラスの精神パワーを持っていることは間違いありません。


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