ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 1章 段落138 [2014-08-05]


138 While this combination of thought vibrations bombarding us at all times staggers the imagination, if we take one vibration at a time it becomes understandable. A common example of how thought, or violent emotion-bear in mind that emotion is the expression of strong thought-will impregnate itself upon matter, can be found in the atmosphere of a dwelling.
138 この想念波動の組み合わせが常に私達に衝突して来るということは想像力をも驚かす一方、私達は一度に一つの想念を捉えるようにすれば、その想念は理解できるものとなります。想念ないしは激しい感情、即ち感情とは強い想念の表れであことを覚えていて欲しいのですが、よくある例として如何にしてそれらが物体にしみ込むかは、住居の雰囲気の中に見い出すことが出来ます。



【解説】
文字通り、私達は想念の飛び交う世界に生きている訳ですが、著者が本項で述べているように、通常の私達の知覚力ではそれらを漠然とした印象で知るだけで、具体的には何か一つの想念に同調させてみて初めてその内容が分かるというものでしょう。
また強い想念波動は周囲の物体にも波動を残留させる訳で、過去の地球に起こった様々な苦しみや悲しみの事例を考えれば、至るところにこのような悲しい想念波動が残っていることも理解出来ます。
その一方で、この想念波動の影響は本人自身の身体細胞に最も影響を及ぼすことは誰もが良く分かる筈です。そういう意味で自らの身体管理の上からどのような種類の想念を抱くかについては特段の注意が必要な訳です。更にはその影響はその者が居住する空間、住居にも染み込むものであることも理解出来ます。日本神道には周期的に社殿を立替ますが、そうした行為の意味も人々の穢れた想念による汚染を防ぐ工夫の一つなのかも知れません。


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