ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 4章 段落117 [2014-07-04]

117 In the second chapter of Genesis (or the second creation), we are told how the mists went up from the earth and watered the whole face of the ground, causing the seeds to grow; how out of the ground the Lord God formed every beast of the field and every fowl of the air, and how the Lord God formed man of the dust of the ground, and breathed into his nostrils the breath of life; and man became a living soul. So the Creator, following the patterns that had been formed and pronounced "good," from formless void, brought into manifestation, heaven and earth and all life thereon.

117 創世記の第2章(または第2の創造)において、私達は如何にして霧が地表から上昇して全ての地表面を潤し、種を発芽させ、その地面から主なる神が野原のあらゆる獣と空のあらゆる鳥を造り上げ、そして主なる神が如何にして地の塵で人を造り、その鼻の穴に生命の息を吹き入れられ、人は生きる魂となったと伝えられています。ですから、創造主は造られ、「良し」と宣言されたパターンに従って、形の無い空間から天と地とそれらの上の全ての生き物を創出したのです。
【解説】 聖書に記されている万物創造の過程です。 既に私達はアダムスキー氏の他の著作から、現在の地球人の祖先について聞かされているところです。それによれば、地球は数多くの地殻変動の歴史を辿っており、結果として各惑星におけるならず者対策として、あてがわれた惑星であったということです。 即ち、聖書に書かれているこの物語は宇宙空間における共通した創造の事象について象徴的に記述されたものと言えます。 その内容について、確かな検証は出来ませんが、地中深く存在する石炭に代表される太古の地球の植生を見ても、シダ類や巨木等、過去に地上で多くの高温多湿を好む植物が繁茂していた事実からも、かつて地球には湿潤な気候が支配していたことが分かりますし、本項で著者が明かす物語の内容を裏付けています。 映画「天地創造」は、この万物創生の物語を再現していました。長年月の間に起こった進化の過程を含めて、創造作用の全てをわかりやすく、象徴的に伝えているのが、聖書の創世記ということになります。

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