ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 3章 段落080 [2014-05-14]

080 We will now reverse the procedure, and by remote control produce the sound of walking down the aisle. This time the eyes will accuse the ears of conjuring up an imaginary situation. Again, the argument will rage between the senses, each one sure it is right.

080 今度は手順を逆にして、遠隔制御を用いて通路を歩く際の音を出して見ましょう。今度は目が耳に対して魔法を使って想像上の状況を作り出したと非難することでしょう。再び感覚の間で各々自分が正しいと確信して議論が荒れ狂うのです。

【解説】 自分が見たもの、聞いた事柄が信じがたいと思う時もある訳です。中には単純な感覚の特徴を利用してマジックやイルージョンを見せるカラクリを用いて、人々に「超能力さ」を見せ付ける者も最近は多く出現しています。 もし、それらの幻覚を誘導するニセモノが世の中にはびこってしまうと、人々に真の進化の道を歩むことを妨げることとなり、大変危険です。人々は直ちに「結果」(成果)を求める為、安直に成果の得られる方向に動き易いからです。特にこの問題は新興宗教においてありがちであり、奇跡を待ち望む人々を騙そうとする勢力も多いように思われます。 そういう意味からも、この種の問題は自分自身の体験・実感を通じて、一歩一歩進むことが王道だと信じています。この惑星においては一見テクニックだけ修得した者が、弱い多くの者を餌食にする事例も残念ながら増えているように思います。

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