ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 3章 段落073 [2014-05-01]


073 We know all things in the manifested world are based upon four elements; earth, water, fire and air. From combinations of these four elements are brought forth the innumerable variations of form. But within each atom comprising these elements, is a force which is indestructible and inexplicable. It is a definite, yet elusive something, that evades the best efforts of the research workers; and even the most sincere cannot define its character or its source. It is this activating force which gives impetus to creation.
073 私達は創造された世界の中の万物は四つの要素に基づいていることを知っています。土、水、火そして空気です。これら四つの要素の組み合わせから無数の形有るものの変化がもたらされました。しかし、これらの要素を構成している個々の原子の内部には破壊されることのない、また説明できない、ある一つの力があるのです。それは確固としたものですが、どこか捕らえ所のないもので、研究者達の最高の努力もくぐり抜けてしまいます。また最も誠実な者もその特徴やその源泉を定義することは出来ません。創造作用に刺激を与えるのはこの活性化力なのです。



【解説】
本項は古来から宇宙の構成要素とされて来た物質の4態(即ち固体、液体、プラズマ及び気体)について述べると同時に、真の生命力について既存の科学では捉えにくいものが各原子の中に存在すると説いています。それはこれまで仏典その他で捉えようもない存在とされて来たものと同じものを指すものと思われます。
私達が目にする大自然の営みが実はこうした精妙なる力によって動かされているという訳です。しかし、私達はこれらの活動を単に人智の及ばない領域と放置して良いと言っている訳ではありません。フィーリングの感受能力を活用してそれらを理解し、真の生命力を自らのものとすべきなのです。
人体における構成要素が小宇宙のように整然と調和ある行動をとっていることは全く不思議です。その調和のタクトを誰が振っているのか、その指示の言語(印象)はどのようなものなのか、私達は自らの身体各部の働きを研究することで、それらを学んで行く必要があります。


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