ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 3章 段落064 [2014-04-17]


064 It is through this so-called fifth sense that telepathy works; so if we continue to cling to the idea of feeling as a bodily sense, the definition of telepathy is incorrect, and science has been sidetracked. The act of thought-transference, clairvoyance, premonition, or whatever term you choose to use for invisible perception, is a perfectly normal function of the feeling element expressing through the brain, with the cooperation of the mind.
064 テレパシーが働くのは、このいわゆる第5感を通じてです。ですから、私達がフィーリングの概念を一つの肉体内の感覚であるとする概念に固執し続けるなら、テレパシーの定義は間違ったものになり、科学は横道にそらされていることになります。想念の転移、透視、予感あるいは目に見えない知覚に対して貴方がどのような名前を選ぶにしても、それが心の協力の下、脳を通じて表現されるフィーリングの要素による全くの通常の機能なのです。



【解説】
フィーリングが持つ基本的役割を私達は理解し自らその実状を把握しなければなりません。更に言えばフィーリングの前では視覚や聴覚等、取るに足らない存在になるかも知れません。それ故にフィーリングを掴めれば、他の生命体はもとより、遠隔地の事象や将来起こりつつある現象についてさえも理解することが出来るようになることでしょう。
おそらくはこれらの能力は他惑星人のみならず、古今東西の優れた指導者は皆各々身に付けていたものと思われます。四国お遍路の各地には弘法大師が掘り当てた井戸等、当時の民衆に役立った業績が伝えられていますが、それらは皆、大師が持つこれらフィーリングの能力が発揮された実例と思われます。
実はこれらテレパシー能力をどのように生かすのかが、より重要なテーマとなっています。私達がテレパシー能力をどのように活用したいのかが大切なところです。単に自らの生活の質を高める為に努力するのか、他の者よりも能力を高めたいということでは、問題が多いのです。テレパシー能力を開発したことが却ってその人及びその周辺の人々に悪影響を与えてしまっては意味がありません。現実の厳しく荒んだ(すさんだ)地球社会の中でも劣悪な想念に左右されず宇宙本来の高貴なる想念・印象に同調し、それらを地上に広める役割を持つ覚悟が必要な訳です。


第1部 3章 段落063 [2014-04-16] <<  |  >> 第1部 3章 段落065 [2014-04-18]