ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課 段落460 [2013-12-18]

460 Notice that the Creator whom we call God was aware of the ideas in His consciousness but to have the ideas manifest He had to use the elements of the Cosmos in various combinations to bring them into form. As the elements did not have sufficient knowledge to know what kind of form they were to make a command was given by word or frequency to have them form into the desired pattern for a particular manifestation. But the elements did or do have enough intelligence to receive the command that is given.

460 私達が神と呼ぶ創造主は神ご自身の意識の中にあるその創造物に対するアイデア(訳注:「意図」或いは「原型」と訳される場合もある)については気付いておられましたが、そのアイデアを具現化させる為にはそれらを形有るものに変える為、諸々の組合せに宇宙の諸元素を用いなければならなかったことに注意して下さい。諸元素は自分達がどのような形を創ろうとしているのかについて十分な知識を持っていなかった為、個々の創造の現れに対して望ましいパターンにそれら諸元素が形づくられるよう、言葉、あるいは振動によって命令が発せられたのです。しかし、諸元素は与えられる命令を受けるだけの十分なる知性は持っておりましたし、現在も持っているのです。





【解説】

今の季節(冬)、街路を朝歩いていると様々な形の落ち葉が足元に見えて来ます。それらは役割を終え、本体の木から離れ、その木々は冬支度を終えることになります。この一つ一つの木の葉はもちろん木々から生まれた訳ですが、1年のサイクルが一区切りの今、風に舞いながら地面に降り積もり、やがて他の生きもの達のシェルターや栄養分として役立つことになります。

植物の種(しゅ)によって葉の形が異なり、寒暖によって生育の可否も違う訳ですが、同じ種ならば、同様な環境では皆同じ生命のサイクルを紡ぎます。先日も南半球のある都市で高さ30mにも達するように思われる巨大に成長したゴムの大木を見ました。日本では鉢植えにしかならない木が、実は環境が適すればそのように大きく成長する潜在能力を持っていることに驚いたものです。

植物の持つ潜在力もまた、本項で言う創造主の贈り物と言えるでしょう。そして何処にあってもそのものに対して創造主が定めた目的を忠実に果たすこと、達成するよう常に努力することにおいて、植物ほど誠実なものはありません。


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