ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第11課 段落426 [2013-10-28]

426 This is no different than if you were to go back to the day of your birth, entrancing your mind or interesting it with your growth to the present day. Your consciousness would bring to mind the various stages of your development and experiences through which you have gone. And with this would come the many changes of facial expressions. And this is what happened to Jesus at that time for he was having the experience of realization while the disciples were just observing.

426 これは貴方が自分の今日までの成長に対して自分の心を忘我にするか、関心を持たせることによって自分の誕生の日に戻る場合と違いはありません。貴方の意識は様々な貴方の発達段階や貴方が乗り越えた体験類を心にもたらすでしょう。そしてこれと共に多くの表情の変化が生じるのです。そしてこのことがその時、イエスに起りました。彼は弟子達がただ見守る間、その具現化体験をしていたのです。





【解説】

前項と同様のことは各自でも出来ると、本項では説かれています。私達がこれまで辿った体験や進歩の道程を自らの心を深く意識と一体化させ、その歩みに同調させる時、意識は過去の体験を蘇らせ、その過程で実際の顔つきも変わると教えています。

おそらくはこの種の回顧は、死を迎える際に誰もが行うべき内容かも知れません。私達は一度は自らの歩みを、川の流れのように辿る必要があるのかと思っています。

自分の体験を生かすことについても、心は意識の力を借りる必要があることも注意すべきところでしょう。過去の記憶そのものが意識に蓄えられる一方、私達の心はせつなに生きており、過去を思い出すにも意識に頼る必要があるという訳です。

また更に大事なことは、少しでも進歩の足跡が見られれば、その方向の歩みを続ければ良いということです。


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