ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第11課 段落396 [2013-09-11]

396 Our physical sight is like a window pane through which consciousness sees as spoken of in an earlier lesson, so we will proceed with conscious seeing.

396 私達の肉体の視覚は以前の教課で述べたように、意識がそれを通じて見る窓ガラスのようなものですから、私達は意識的に見ることの学習を進めることにしましょう。





【解説】

ガラス窓自体は本来何もない単たる光を通す物質の塊ですが、それを通して外界の景色を見る際に、あたかもガラス窓自体がその光景を現しているように思えてしまう訳です。本来、価値あるものはその景色本体とそれを見る自分の意識である筈です。

日常の私達はこのガラス窓がまずその光景を裁いて、好き嫌いの仕分けをしてしまいます。景色そのものを伝えてはいないのです。そこに既存の感覚の問題点がある訳です。

本来は何ら個人的意見を含まないありのままを身体奥底に伝達するのが感覚の役目であり、伝達者に徹することが大切ということになります。

素直が良いとよく言われますが、その素直さとはこうした窓、感覚が自らの意見を主張せず、得られた印象をそのまま伝達する姿を表現しています。


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