ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第10課 段落375 [2013-08-13]

375 Let us now do with our sense mind what we did with the instrument thus allowing it to see that which has heretofore been invisible, replacing the instrument with consciousness. And as we believed that which we saw through the telescope let us do the same just as firmly with consciousness.

375 私達がこれまで見えなかったものがその装置を用いて感覚心が見えるようにしたように、今度は感覚心に対してその装置を意識に置き換えましょう。そして私達が望遠鏡を通して見たものを信じたように、意識によって見たものについてしっかり同じように信じることです。





【解説】

意識を通じて垣間見る印象には映像を伴ったものも多いようです。将来に起こること、或いは遠く離れた場所で起こっていることを印象によって私達は知ることが出来ます。

これらは国の支配者がその国の将来を思い悩む時などに助言者として多くの霊能者の見識を求め、また古くは神事により、判断を仰いだことにもつながります。未来の状況をいち早く知り、治世に活かそうとした訳です。

一方、今日の私達にとって、意識は未だ十分理解されていないままとなっており、その活用法を学ぶ機会も限られています。もっと身近に、もっと親しく私達は意識の存在を実感しなければなりません。本項で述べられているように、意識は宇宙を探求する望遠鏡にも、細胞を探索する顕微鏡にも匹敵する機能があり、私達一人一人は無償でその活用能力を与えられているのです。


第10課 段落374 [2013-08-12] <<  |  >> 第10課 段落376 [2013-08-14]