ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第09課 段落353 [2013-07-10]

353 Some may ask, what if there is no improvement over a period of time ! It seems under these conditions the sense mind returns to the original state, but it has lost its identity. The normal cells unite with other cosmic cells and the carnal cells are gradually absorbed by the cosmic ones. There will never be a time, once a man learns the other half of himself that he cannot view the Cosmos at will. For then he will be the cosmic self.

353 ある期間経っても進歩が無い場合はどうなるのかとお尋ねになる人もいるでしょう。それは感覚心がもとの状態に戻りますが、感覚心のアイデンティティ(訳注:自分が自分であること、正体)は失われてしまう状況のように思われます。正常な細胞群が他の宇宙的細胞群と団結し、肉欲的細胞群は徐々に宇宙的細胞群に吸収されて行きます。一旦、人が自分自身のもう半分を学べば、意のままに宇宙を見られないようなことは一時も無いでしょう。何故なら、その時、彼は宇宙的自我になっているからです。





【解説】

このように宇宙の意識から私達は支援を受け続けて来た訳ですが、それにも限界があるということです。その期限は不明ですが、いつかは感覚心は正体を宇宙的細胞に吸収され、もとの状態に戻ると説かれています。本件についてアダムスキー氏の他の著作では、「記憶が消失する」と述べられていたように思います。即ち、通常は記憶が何らかの経路で死後も運ばれる訳でしょうが、この場合は、完全に個人の記憶が無くなってしまうということを意味するものと思われます。

一方、私達が自らの宇宙的半身に目覚めることが出来れば、自由に宇宙を見ることが出来るとしています。居ながらにして宇宙かなたの状況を感知出来るようになるということでしょう。自分自身、インスピレーションを得る機会が多くなった等の効果が上がっていれば、進歩の道程にあることは間違いありません。


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