ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第09課 段落341 [2013-06-24]

341 The cosmic cells are always ready to help the carnal ones but this must be done by the insistence of the sense mind. And the process is no different than training a vicious animal to honor and obey. For through this kind of act the tendencies of viciousness are changed to kindness through chemical changes. The modern tranquilizer drugs do this, but only temporarily. To have a permanent lasting effect the sense mind must submit itself to such a change. During the change there naturally will be a conflict for the carnal cells will not be too willing to change. But the individual must stand firm, paying little attention to the unpleasantness that he will go through during this period, if he is to live a cosmic life instead of a personal existence.

341 宇宙的細胞は常に肉欲細胞を助けようとしていますが、これは感覚心の強い意志が無ければなりません。そしてその過程は凶暴な動物を貞節と従順にする訓練と変わるところはありません。何故ならこの種の行動を通じて、凶暴な傾向は化学的変化を経て優しさに変化するためです。現代の精神安定剤はこの働きをしますが、それは一時的です。永遠に続く効果を得るには、感覚心は自分をこうした変化に委ねなければなりません。その変化の間には当然、葛藤もあるでしょう。肉欲細胞らは変化することを余り好まないだろうからです。しかし、各自は、個人の存続の代わりに宇宙的生命を生きようとするなら、この期間で体験する不愉快さに少しの関心を払うことなく、しっかりそこに立ち向かわねばなりません。





【解説】

先ずは私達自身の感覚心が、自らの原点に回帰する為に、しっかりした意志を持って、宇宙的細胞から指導を仰ぐことを揺るぎない信念とし、自ら蒔いた肉体細胞が本来の従順な細胞に訓練されることを望む必要があります。

その道程は容易ではないかも知れませんが、自らの日常の行動を通じて、自分自身を観察すれば、その必要性は誰にでも明らかであり、一方、優れた先人の人格と見比べれば、目指す道程は各自にとっても正しいものであることが分かる筈です。

私達は、これまでのおごりや恐怖等、感覚心の特徴をよく見定め、これらを解決する為に、自らの体内の宇宙的細胞の示す指導の声を役立てなければなりません。少しずつですが、肉体各部の細胞も改質され、全身から改善のきざしが見えるようになれば、後はそれを継続するのみということになります。


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