ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第09課 段落337 [2013-06-18]

337 There are records of mystics who have willed themselves to a spiritual guide and lost their individuality. And the supposed guide was nothing more than foreign cells created by the mind desiring a spiritual leader.

337 これまで自分自身をある霊的な指導者に捧げて自分自身の個性を失った神秘主義者の記録があります。しかし、その指導者と思われた者は、霊的指導者になろうと願っている心によって造り上げられたよそ者細胞達以外の何物でもなかったのです。





【解説】

私達が印象類への感性を高めるに当って、注意すべき点を本項は示しています。即ち、私達の心が高次・清明なる状態を保っていないと、前項(336)までに説かれて来たような自身の体内の中の感覚心に従う細胞達が発する印象のみを拾ってしまい、最後は自分を失ってしまうことが起こると警告しています。

もちろん、自分の身体の中の細胞の影響であれば、自業自得であり、誰も他人を責める訳には行きません。ただ、自分の不甲斐なさにこそ焦点を当てるべきでしょう。

しかし、そうは言うものの、生きている限りは、まだ体内には宇宙英知に従って生命活動を支えている優秀なる細胞群が残されている訳で、最後の最後まで希望は十二分に残されているものです。


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