ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第09課 段落335 [2013-06-14]

335 In the cosmic organization there is no fear, so the fears that all humanity knows come from foreign cells created by the sense mind. There are many foreign cells that cause envy, jealousy, suspicion and etc., that hinder the growth of the individual in becoming one with the cosmic purpose. These are very powerful for they have been given dominion in this world for ages. And they have the sense mind serving them first. But when this is realized and worked with, the chemicals of these cells begin to change in line with the Cosmos.

335 宇宙秩序の中には恐怖は存在しません。それゆえ全人類が知る恐怖の類いは感覚心によって造り上げられたよそものの細胞から来ています。宇宙的な目的と一体になろうとする各個人の成長を妨げる妬みや嫉妬、疑惑等を引き起こす数多くのよそ者細胞が居ます。これらは何世代にわたってこの世界での支配権を与えられて来た為、大変力があります。また、それらには真っ先に仕えるべき存在として感覚心があります。しかし、このことが理解され、努力すれば、これら細胞の化学成分は大宇宙に沿って変化し始めます。





【解説】

前項ではアルコール等の依存症にはそれらの摂取を促すような体内の細胞があるのではないかというお話をしましたが、本項では私達の体内には感覚心が創りだした様々な細胞が居ることが述べられています。

まさに敵は身内の中にあった訳です。感覚心が創りだしたこれらの細胞は既に私達のその他の細胞群と渾然一体となって私達の肉体を支配し、また感覚心は精神レベルを統制してしまっているのかも知れません。

それに対して、このような実態が理解できれば、私達には本来の姿に戻す力は十分に残されている訳で、悪事を悪事と認識した途端にこれら感覚心が創りだした細胞は次第に本来の姿に改質され、従順な細胞になると説かれています。

このような過程は、当然のことながら、他人では出来ない、あくまで本人の任務であり、私達は自分自身と向き合うことが必要な訳です。努力・精進に対する報いと成果も本人に掛かってくるということでしょう。


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