ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第09課 段落333 [2013-06-12]

333 The lesser workers that form the cells are equal in cosmic principle and are obedient to the direction of the unit instructors. So when the sense mind lends itself to a cosmic impression it is easier for it to receive from the molecules or lesser workers. A scholar of the mysteries not knowing this accepts the impressions as coming from dead entities, for each cell is an entity in its own right. And when impressions are received from master units they are classified as coming from a high, spiritually evolved entity as stated before.

333 細胞群を形作る下位の働き手達は宇宙的原理において平等であり、マスターユニットの教官達に従順です。ですから、感覚心も宇宙的印象に身を委ねるなら、これら分子即ち、下位の働き手達からそれらを受け取ることは容易なのです。神秘学の学者はこのことを知らずに、その印象を死者から来るものと認めて来ました。何故なら個々の細胞はそれ自身の権利を有する存在物であるからです。そしてマスターユニットから印象を受け取った時には、以前述べたようにそれらは高位な、霊的にも進化した存在から来るものとして分類されて来ました。





【解説】

心が宇宙的な印象波動に鋭敏になるにつれて、様々な高次な内容を持つ印象を受け止めることが出来るようになりますが、実際にはその印象のほとんどは自身の肉体細胞から来ることを本項は示しています。

一つ一つの細胞は独立したものである以上、個々の細胞と会話することが出来るようなイメージかと思われます。また、一方で、これらの細胞はマスターユニット細胞というような宇宙的に極めて知性レベルが高い細胞群の統制化にあり、皆その指令に従順に行動しているとしています。

私達の心が知らないことは数多くある中で、ご自身の肉体細胞は心には左右されず、独自な活動を宇宙根源の英知に沿って行なっている訳です。私達の心が進化を遂げるにつれて、これら身近な細胞達からも、適時適切なるアドバイスが得られるということを自覚することが大事な所です。


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