ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第08課 段落323 [2013-05-28]

323 We will study the cell activities, for they not only make up the human form but the cosmic whole. And we will discuss how we can use them in exploring the cosmos.

323 私達は細胞の諸活動を学ぶことになるでしょう。何故なら彼らは人体をだけでなく、全宇宙を構成しているからです。そしてまた私達は如何にすれば宇宙探検にそれらを用いることが出来るかを論じたいと思います。





【解説】

本項で「細胞が全宇宙を構成している」と簡潔に記されている訳ですが、著者がどのようなイメージを私達に伝えたいとしていたか、私達は更に深く考察する必要があります。一般的には、個々の細胞と宇宙空間とは何ら関連性がないと私達は考えて来たからです。

残念ながら、このテーマについてアダムスキー氏の講演、その他の記録を知りませんので、以下、私の見解を一例としてお示ししたいと思います。

まず、細胞についてですが、とりあえずは自分の肉体の細胞について考えて見ます。肉体を構成する細胞については、私達は全身くまなくあらゆる場所の器官について、その場所の痛みや痒み、その他の異常状態について把握出来ます。それは人体には神経(或いは触覚の)ネットワークがあり、何処でも誰とでも繋がる仕組みがあるからとも言えますが、意識という概念で言えば、あらゆる箇所に意識を移行させることが出来る訳です。

それら細胞が宇宙を構成しているという概念は、宇宙に存在する他惑星上の生物細胞と自分の細胞とが、関連性を持っていることを意味する訳で、その為には空間を越えて通じるコミュニケーション能力が細胞には存在することが想定されます。

実は、宇宙の中に存在するもの全てが、互いに繋がり、連動した動きを行っていて、それが宇宙全体の調和と方向性を定めるというようなイメージがあるのかも知れないのです。


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