ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第07課 段落276 [2013-03-08]

276 We have used the flower for everyone loves beautiful flowers. And if the love for it is equal to the love that one has for himself and he acknowledges its intelligence as firmly as he would of another person, with the same feeling, the flower will respond. And this can be observed if it is asked to turn its face from one side to the other. For it will follow your instructions as it follows the Sun. But you must remember at all times that you are consciously talking to an intelligent form.

276 私達は花を誰もが美しい花を愛することから用いて来ました。そしてもし、花に対する愛情が自分自身への愛情と等しければ、そして花の知性を他の人物に抱く感じと同じくらい確信し認めるなら、その花は応答することでしょう。そしてこのことは、片側からもう一方へ花の向きを変えるように求められれば、そのように観察されるでしょう。その花はそれが太陽に従うように貴方の指図に従うようになるからです。しかし、常に憶えておかなければならないのは、貴方は意識を用いて知性ある形に話し掛けているということです。





【解説】

昔、何処かで、仏陀が悟りに至った時、周囲の草木や動物達が喜んで仏陀を取り囲み、花びらを広げて祝意を表したこと、また仏陀の歩いた跡には点々と花が咲いたというような物語を読んだ記憶があります。私達の身の回りの動植物は自分達の真の知性に私達が気付いてくれたことを歓迎して、喜び迎え入れてくれるという訳です。

この例は花ばかりではありません。一端、私達が対面する対象物の単に物体として見ることなく、その内部に息づく生命を私達と同様なものとして認識する時、周囲のあらゆるものが、私達に呼応してくれると本項は説いています。まさに天国の光景と言えるでしょう。

私達はこれまで、孤独に思って来ましたが、実際には私達の周囲は互いに意思を交流できる間柄の生き物達で溢れています。園中に暮らせることは歓び以外の何ものでもありません。幼児が楽しげに周囲のあらゆるものを自らと同等な目で見て語らうことの仲に、本項でいう真実も含まれています。また、各地の原住民、インディアン、更には日本人に伝わる、万物に神宿るの思考も、本項と類似した内容を示しているのです。


第07課 段落275 [2013-03-07] <<  |  >> お知らせ [2013-03-11]