ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第07課 段落272 [2013-03-04]

272 Some may feel I use the word consciousness too often, yet it is this consciousness that is the real you. It is also back of all creation - the primal force - the most important part in a mental life. For the sense mind must remember its experiences if life is to continue, as consciousness is the recorder of all actions in life. If the sense mind does not associate itself with the consciousness its memory is short for it is not eternal. But as we have said before, it can become eternal by blending with consciousness.

272 中には私が意識という言葉をあまりに多く用いていると感じている人もあるかも知れませんが、真実の貴方はこの意識なのです。それはまた全ての創造の背後にあるもの、原動力であり、精神生活において最も重要な部分です。何故なら、感覚心は生命を継続するつもりならその体験を記憶して置かねばなりませんが、意識は生命の全ての行動の記録者なのです。もし、感覚心が意識と仲良くならなければ、その記憶は永続しない為、短いものとなるでしょう。しかし、私達がこれまで申し上げたように、心は意識と混じりあうことで永遠のものになり得るのです。





【解説】

自己の内側にある「意識」を知らないまま心がさまよい歩く様を見て、宇宙兄弟達は私達をどう導くか、苦心の末にまとめたのがこの「生命の科学」という通信講座だと見るべきでしょう。実はその内容のほとんどが「意識」と心の関係、更には「意識」が宇宙に広がる生命の基本要素であることを伝えています。

日常、私達は形になったものしか認識できない既存の感覚に頼りながら生活していますが、本項に書かれているように、現象の背後にある「意識」に気付かなければ真実の姿は理解出来ません。

この意識については、他の生きものは皆、理解しており、各々生活をエンジョイしている一方、地球では人間だけばあくせく働き、本来臨まれた道を歩むことが出来ないでいるのです。それに対し、著者は私達に繰り返し「意識」の存在を語り、私達に自ら気付くよう促しています。自らの体験を通じて、この基本的な存在である「意識」をひとたび理解することが出来れば、意識から寄せられる印象への感性も増し、生活をよりよいものにすることが出来ます。


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