262 This particular phase of life is a major part to be learned and it should not be very hard when the sense mind begins to live with the consciousness instead of acting on its own as it has been doing. And results will be outstanding when the two live as one. This may seem to be a repetition of what has been said before, but repetition becomes a memory.
262 特にこの段階の生活は学習する上での主要な部分であり、感覚の心がこれまでして来たように自分自身が確保しているものを前提として行動する代わりに、意識と共に生き始める時には、過度に行うべきではありません。そしてその両者(訳注:意識と心)が一体となって生活する時、効果は傑出したものになるでしょう。このことはこれまで述べられたことの繰り返しのように見えるかも知れませんが、繰り返すことが記憶になるのです。
【解説】
最も大事な点は、私達は自分一人で生きて行くことではなく、常に「意識」を頼りとして行くことだと、本項は説いています。それは心自体が自らの意思をより柔軟なもの、よりオープンで広がったものに解き放つ中で、「意識」を受け入れ、そこから湧き出す印象に従った生活に転換することだとしています。
このように心と意識が一体となって生活を送ることで、格段に人生が変貌するという訳です。決してそれらの成果を求めての精進ではないのですが、結果としてそのような状況になるということでしょう。「生命の科学」の題名の「生命(Life)」には日本語で言う「生活」の意味も含まれており、このような日々の積み重ねが、永続する記憶にもなると説かれています。
第07課 段落261 [2013-02-14] <<
|
>> 第07課 段落263 [2013-02-18]