ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第07課 段落251 [2013-01-30]

251 Ordinary routine becomes habitual and governs the ego, but this cannot be called a memory. And unless man cultivates Cosmic memory he becomes nothing.

251 通常の日常仕事は習慣となりエゴを支配しますが、これは記憶とは呼べるものではありません。そして人は宇宙的記憶を養わない限り、無になってしまうのです。





【解説】

毎日の生活の中では馴れと惰性が私達を支配しがちです。前課(第6章)では新しさが重要だとして来ましたが、単にマンネリの生活パターンはエゴにとっては居心地の良い一方で、本課で取り組むべき宇宙的記憶の蓄積とは程遠いものです。

よく宇宙兄弟達は旅行をすると同乗記にはありましたが、それは広大な宇宙の各地で繰り広げられる創造の驚異を間近に見て学び、視野を拡げる意義があるものと思われます。

しかし、旅行に出ずとも、また一見平凡な生活を営む中でも宇宙的視野は拡げられます。画家の熊谷守一は東京の自宅を一歩もでずに庭に来る虫達を観察し、蟻や蝶の絵を描いたことで有名です。毎日出現する太陽や星座、生きもの達の目まぐるしい営みは私達に活発で宇宙的な活動を見せており、私達はそこから如何に深い意味と内容に気付くかが問われています。

毎日、何らかの発見に感動することが、真の宇宙的記憶の蓄積になることは間違いありません。


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