ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第06課 段落244 [2013-01-21]

244 Of what value is a talent if you do not use it? Suppose you have the talent of a great artist and know it, but all you do is to think and dream about it. And never bring it forth into reality which takes action to accomplish, so you never profit from it. You do not even prove to yourself that you could manifest your dreams and make them a reality. So all of your dreams and prayers regarding your talent are still unknown and remain in the dream state. And this will continue until you decide to express your latent ability. For then and then only will you prove to yourself that it is real and livable. And so it is with self development - the potential of all that we have spoken of is within you, but it will not do you or anyone any good as long as you do not bring it forth.

244  もし貴方がその才能を使わないとするなら、才能に何の価値があるでしょう? 貴方には偉大な芸術家としての才能があったとし、貴方がそれを知っているけれども、貴方はそのことを考え、夢見ているだけの状況を考えて見て下さい。そしてそれを達成するには行動を必要とする現実世界にそれをもたらすことが無かったとすれば、貴方はそれから何らの利益を得ることは有りません。貴方は自分の夢を形に表わし、それらを現実にできるということを自分自身にさえ証明していないのです。ですから、貴方の才能に関する貴方の夢や祈りの全ては未だ知られることなく、夢の状態に留まっています。そしてこのことは貴方が自分の潜在する能力を表現しようと決意するまで続きます。時として、貴方はそれが本当であり、生きたものであることを自分自身に証明することしかないのです。ですから、それは私達がこれまで話して来た貴方の内部にある全ての可能性である自己発達とも同期していますが、それは貴方が現実化させない限り、貴方や誰に対しても良いことをもたらすものではありません。





【解説】

私達各人の内部にはこのように溢れるばかりの才能とそれを授ける英知が備わっている訳ですが、それを現実の形に表現する為には、各自、自らが行動を起こす必要があります。実は英知はそれを期待して才能を授けているのです。

しかし、私達は多くの場合、夢ばかりを語り、それを具体的な行動として現実世界に適用しようとはしないようです。一歩踏み出すことには、決意と一段と進んだ"英知への信頼"が必要だからです。行動を通じて新しい体験が生まれ、自らの欠点も明らかになる訳で、行動をして見なければ、新しい展望は掴める筈もありません。

その為には古い習慣を潔く捨てて、常に新しい展望を求めて研鑽を続けることが重要で、新しいテーマに挑戦する姿勢は年齢にかかわり無く持っていたいものです。


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