ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第06課 段落243 [2013-01-18]

243 At first it will seem like an impossible task, but everything at one time looked impossible, even learning to walk. But constant diligence brings success. Seldom does man find gold on the surface and so it is with this. Man must dig deep to see reality.

243 最初はそれは不可能な任務のように見えるでしょうが、歩くことを学ぶ時でさえそうであったように何事もかつては不可能に見えたものです。しかし、変わらぬ勤勉さは成功をもたらします。金はめったに地表に見つけることはなく、このことも同様です。人は現実を見る為には深く掘り進めなければなりません。





【解説】

一度、本を読んだからといって著者が伝えたかったイメージを正確に掴むことは難しいものです。まして長年暮らしてきた生活を見直して真の自我に気付き、意識の偉大さを実感、その声を聴けるようになるまでには相当の努力が必要でしょう。

しかし、著者はこれは真面目に取り組めば、赤子が歩けるようになるのと同様、必ず実現できるとしています。そもそも私達の生きる目的がそこにある以上、私達は少しぐらいの失敗で諦める訳には行かないのです。

その為には、いたずらに表層的な事象に囚われることなく、物事の本質や深層について理解しようと研究することが重要だという訳です。とりわけ各自の日常的な生活の中での心の活動や意識から来る印象類についての観察は重要な所です。観察はしていてもとかく心の抱く時々の感情に流され、気が付くと客観性を忘れていることが多々ある訳で、実践は容易ではないのですが、少しずつでも心の動きを観られ、印象にも鋭敏になれる自分であるよう努めることが肝要です。


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