ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第05課 段落208 [2012-11-12]

208 Yet some individuals after finding this go astray. And there are millions of such. But when this happens more than one gap is made and sometimes these are almost impossible to fill as the human mind in many cases is lazy and seeks the highway of least resistance. Thus it creates many gaps through its span of life. And this majority never know true happiness, peace and contentment. And the indications are that they are off the beam of life which is of cosmic nature. For they are easily irritated, hard to satisfy, fault finding and display very poor sportsmanship. They constantly seek new friends which are not stable, but of the same nature.

208 それでも人によってはこれを見い出した後も、道に迷う者もいます。しかもこのような例は何百万もあるのです。しかし、これが起った後は、出来るすき間は一箇所に留まらず、時として埋めることがほとんど困難になってしまいます。何故なら人間の心は多くの場合、怠け者であり、最小限の抵抗という常道を求めるからです。このようにして心はその生涯を通じて数多くのすき間を造り出すのです。そしてこの多数派は真実の幸福や平和、満足を知ることはありません。そしてその兆候は彼等が宇宙的性質である生命の光線とは離れていることを示しています。何故なら、彼等は容易にイライラして、満ち足りることが無く、あら探しをし、とても貧しいスポーツマン精神を表わすからです。彼等は常に新しい友人を求めますが、それらは不安定であり、また同類の者達です。





【解説】

残念ながら、街を歩いている多くの人達が、本項に記載されているような人生を歩んでいるのかも知れません。私達も絶えず同様な脇道に陥らないよう、心を監視する必要があります。

おそらく本項で記述されている事柄は容易に皆様にも理解出来るものと思われます。それほどに心の性質は共通しているとも言える訳です。怠け者であり、不安の中に生き、他人の欠点にのみ鋭敏である等々、本来の自らの課題について省みないのが問題であることに気付いていないということでしょう。

一方、人間以外の生きものは、実に平穏な暮らしをしています。最近は海外でまだ貧しい暮らしの中で生活している地域を目にする機会も多いのですが、子供達は元気で遊んでいますし、犬達ものんびり日光浴を楽しんでいる姿を見ると、ほっとするものがあります。

当面、本人の力ではどうすることも出来ない厳しい環境の中にあっても、宇宙の生命の息吹を感じて、満ち足りた一日を送ることが如何に大切かということでしょう。


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