ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第05課 段落184 [2012-10-09]

184 No form or mind can live independent of consciousness. For outside of it, if there were any, would be absolute nothingness. So it is up to man to strive to have his mind listen to the teacher, the parent of all creation.

184 如何なる形有るものも、また心も意識と独立して生きることは出来ません。何故なら、その外側というものがもしあったとしても、そこは、絶対的な無であろうだからです。ですから、自らの心をすべての創造物の教師、両親に耳を傾けさせようと努力することが人間の義務なのです。





【解説】

確かに私達の心は自分の身体を丁度、自動車を運転するように自由に操ることが出来ます。しかし、そのドライバーのほとんどが単にアクセルとブレーキの操作が出来るというだけで、自動車の各部品がどのように機能し、エンジンが作動して具体的な動きに繋がっているかは知る由もありません。

私達の身体も同じこと。これを支えているのは私達の心ではありません。その心なるものはわずかな記憶でさえ、持ち合わせていないことが分かります。老化が進み、心が少しでも衰えると少し前の事柄も覚えていることが出来なくなることは良く知る通りです。

結局、心自体は大した能力も無いことを自覚することから始める必要があります。その上で、万物を支える意識の存在を頼りにすること、それを信頼することから始める必要がある訳です。自分の中にあるその全知性に全信頼を寄せること、創造主が授けるヒントを受け入れようとするオープンな姿勢がまず必要ということです。


第05課 段落183 [2012-10-08] <<  |  >> 第05課 段落185 [2012-10-10]