ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第04課 段落173 [2012-09-20]

173 The method that the space people use in working with this great intelligence is, to observe all forms with their consciousness instead of the mind. In plain they become conscious of the form as though they were the form, which they really are for nothing is separated from the whole. And in this way man as a mind blends with the whole

173 この偉大な知性とともに働く上で宇宙人達が用いている方法は、心に代わって意識で全ての形有るものを観察するということです。平易に言えば、彼等はあたかも彼等がそのものになったかのようにその形あるものを意識するようにするということであり、実際、彼等はそのもの自身になります。何故なら何物も全体から分離することがないからです。またこのようにして心としての人間は全体と混和するのです。





【解説】

この生命の科学学習講座でよく言われる言葉に「意識でものを見る」という表現があります。実はその内容は従来の哲学書や宗教書に無い新しい概念であり、最も重要なところですが、実はあまり解説されて来なかったように思います。

私達はこれまで、心の横暴さ加減や不安定さを解消する為、心をバランスを保つよう訓練することを求めてきました。しかし、それだけでは片手落ちである訳です。他の惑星人達は、心に代わって意識を拠り所として生きていることを本項では明らかにしています。

つまり、これまで私達は目や耳、鼻や舌が訴える声を拠り所としていましたが、これからは意識を頼りに生きて行くべきだということです。即ち、真っ暗な中でも虫達はその長い触角を使って目の前の相手の素性を探るように、私達は意識を積極的に生活に活用しようという訳です。

本項では、その意識の用い方について、先ずは相手に自分の意識を融合して印象を得ることを例として説いています。対象物と一体になることで相手を理解しようとする姿勢は、相手を受け入れる姿勢でもあります。同乗記に記載されているように他惑星人は相手の想念を読み取る能力に優れている訳ですが、それもこの意識を自由に用いることで容易になるものです。長らく地球人には忘れ去られていた意識の存在を知覚することは容易ではありませんが、私達の最終ゴールがそこにあることは間違いありません。


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