ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第04課 段落161 [2012-08-31]

161 We know something about psychometry that permits a person to hold a ring or a watch belonging to another and give the owner a reading. These people have schooled themselves to accept impressions that come, without any feeling of doubt. And these impressions come in vibrations from the molecules that have had the experience.

161 私達はある人物に他の者に属する指輪や腕時計を握らせ、その持ち主にリーディングを与える精神測定(サイコメトリー)について幾分か知っています。これらのことが出来る人々は如何なる疑問の感じを持たずにやって来る印象類を受け入れるよう自分自身を訓練して来ました。そしてこれらの印象はその体験を持った分子から振動としてやって来るのです。





【解説】

各自の身の回りのものにも、その人の体験、即ち発した想念や同調した波動が残るという訳です。

その原理は何も神秘な要素はなく、各原子の持つ波動に組み込まれた後、原子がその後、その振動を持ち運ぶということでしょう。このことは、私達の日常の想念が、周囲の者にも実質的に浸透し、影響を及ぼしていることをも示すものです。

時々刻々、私達がどのような体験を積み重ねているかは、このようにして自分の身体だけでなく、周囲の環境にも影響を及ぼしています。良い想念を抱くことが如何に大切かが分かります。

かつて地球には多くの偉大な魂が人々の救済の為に訪れており、その方々の痕跡は今も各地に残っていると思われます。これら偉大な魂を慕う人々は、それらの教師が残した書や身の回りの物を大切に受け継ぎ、師を懐かしみ、遺志を新たに自覚しようとすることでしょう。先々、私達が本項で言う能力を身に付けた時、重要なのは、地球には山とある問題ばかりに志向することではなく、私達の進歩に必要な高次な思念を受け入れることです。


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