ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第04課 段落157 [2012-08-27]

157 Do we not classify intelligence on a basis of an expression or manifestation? Isn't it true that we judge a man's intelligence by how well he expresses himself or how well he produces something or behaves? And if he does not come up to the standards of society he is called a moron. Doesn't this manifestation which appears to be more orderly in bringing forth results, baffle men representing intelligence? I would say that it does, and we will notice this more as we go on. It shows that there is an overall Cosmic Intelligence as well as Cosmic laws that governs all creation. And this intelligence does not need a form as it embodies itself in all forms for various purposes. And all manifestations through the gases and mineral kingdoms will themselves to this intelligence except man.

157 私達は知性を表現や創作を基礎に分類していないでしょうか。私達はその者が如何に上手に自らを表現するかとか、如何に上手に何かを造り上げるとか振舞うとかによって、その者の知性を査定しているということではないでしょうか。そしてもしその者が社会の標準に達していない場合、その者はまぬけと呼ばれます。そういう意味では、はるかに整然と結果をもたらしているように見えるこの創造作用は知性を代表する人間を当惑させてはいないでしょうか。私はそうだと思いますし、私達は先に進むにつれてそのことに気付くことになることでしょう。全ての創造物を支配する宇宙の法則とともに総体的な宇宙の知性が存在するのです。そしてこの知性は様々な目的の万物の中に自らを体現している為、ひとつの形を持つ必要はありません。そして気体や鉱物の王国の中のすべての創造物は、人間を除いてこの知性に自らを委ねているのです。





【解説】

私達は結局は自然の中で生かされています。毎朝、見上げる青空には様々な形をした雲が湧き、ゆっくりと流れており、川や山等、全てが季節の流れに沿って各々の生命を発現させています。これらの一連の活動が、ある共通の知性の下に動かされているとしたら、その知性は私達がひれ伏す程の偉大な存在であることであることは容易に分かります。

本項はその知性が存在し、しかもそれは全てのものの中にくまなく存在していると述べています。もちろん、浅はかな私達とは比べようもない大きな存在であり、ガス状の分子・原子達はその知性に従って創造活動に参画しているという訳です。

これら全てのものが頼りにしている知的な存在に私達人間もいち早く気付き、そこから惜しみなく与えられるアドバイスに喜んで従うことがポイントとなります。人間の世界にはこれまで人間が作り上げてしまった諸々の問題もあるでしょうし、過失による償いが必要とされているケースもあるかも知れません。しかし、多くの問題を抱えている私達にとって必要なことは、青空の下、次々に真っ白い雲が湧き上がる様を見上げる中で、私達がこれら美しい環境の中に置かれ、他のもの達に役立つよう、各々の才能を発揮することが望まれていることに気付くことです。


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