ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第03課 段落133 [2012-07-24]

133 The Venusians and others have done this, thus enabling them to advance as they have. They do not fight nature - but blend with it by understanding its laws. For this reason they honor all manifestations including their planet, as a Divine creation. They live the thought that a creator could not create anything lesser than himself. And with this feeling towards all nature they see Divinity expressing everywhere.

133 金星人や他の人々はこのことを既に達成しており、このことがそのように進化することを可能にしています。彼等は自然と戦うことはせず、その諸法則を理解することによって自然と溶け込むのです。この理由から、彼等は彼等の惑星をも含め全ての創造物を神聖なる創造作用の一つの現れとして敬います。彼等は創造主は自分より劣ったものを創造できないとする思想を実践しています。そして全ての自然に対しこの感覚を持つことで、彼等はあらゆる所に神聖の現れを見るのです。





【解説】

私達はこれまで「自然と闘い」、「自然を征服する」ことが文明の成果だとして来ました。そこには人間の思うがままに自然を利用することを文明の目的として来た背景があります。必要な鉱物を採取し、選別した後に不要となった成分は廃棄物として環境に捨てて来た結果は公害の原点となりました。また最近では、より深刻な問題として、原子力発電で生成され、災害で放出された放射性物質への対策が急務になっています。

私達地球の科学技術は、それが採算性に合えば、つまり利益を当事者にもたらすことが判明すれば、後先のことを考えることなく、巨大化させて行く傾向にあります。その為、問題が発覚するや大きな問題になる訳です。

一方、他惑星人は自然と一体化した生き方をしており、当然、その科学技術も異なったものであると思われます。宇宙船一つをとっても、未だ地球人が気付いていない原理によることは明らかですし、私達が他惑星人との交流を望むのも、同じ人間、同じような惑星環境の中にあって、かくも相違する文明にまで差が広がって行ってしまったのか、深くその原因を学びたいからに他なりません。

万物いたるところに神を見るという彼らの心境こそ、私達が目指すところであるべきです。


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