ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第03課 段落122 [2012-07-06]

122 Let us assume that, the first man on earth did not have a teacher to guide him along the path of life, so he had to use nature as a teacher. i.e. As he listened to the winds passing through the trees with their varying types of leaves, he noticed that each produced a different sound. And as he listened to the birds and the rushing waters of the brooks and rivers, and other sounds that nature produces, he desired to reproduce the sounds. So he made a flute type whistle and later other instruments. Man innately desires to become as his Creator. So nature has been his greatest teacher.

122 ここで地球上の最初の人間が人生の道程を導く教師を持たず、自然を教師とせざるを得なかったと仮定しましょう。即ち彼は様々な形の葉を持つ木々の間を通り過ぎる風に耳を傾ける時、各々が異なる音を発することに気付きました。そして鳥達や渓流や川の水の流れやその他、自然が造り出す音に耳を傾ける時、彼はそれらの音を再現したいと思ったものです。そこで彼はフルートの形式の笛、そして後には他の楽器を作ったのです。人間は生来、自分を創造した創造主のようになりたいと願っているのです。ですから自然は彼の最も偉大なる教師であったのです。





【解説】

宇宙創造の歴史について私達の知識は皆無です。ビックバン説等、諸説はありますが、人間がどのようにして誕生したのかについて、未知の世界が拡がっています。仮に猿人からの進化の産物であったとするにせよ、生命の大本に辿り着かない限り、私達は正しく自分自身を理解出来ないのではないでしょうか。

生命を観るに当って、私達は自身のDNA分子に潜む、膨大な過去の経験も活用出来るでしょうし、絶え間なくやって来る因からの印象も掴むことが出来るでしょう。そうする中で、私達は自身の身の回りの改善を進め、本来、私達に期待されている役割を果たすことが出来るというものです。

創世記のアダム誕生の記述がそのままの事実とは思われませんが、仮に他惑星の文明からの支援が無くても、大自然から学ぶことで私達は進化の道を歩むことが出来ますし、最大の教師は自然であると本項は解説しています。


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